ウサギの看護2
■薬
抗生物質を素人判断で与えないでください。
ウサギにとって抗生物質は毒になる可能性があります。
人間の薬や病院で貰った薬の残りを安易に与えるのも危険です。
必ず、動物病院でそのウサギに処方された薬を与えましょう。
■強制給餌と投薬
家庭で強制的にエサや薬を与える場合、事前にシリンジを何本か用意しておくと良いでしょう。
エサは柔らかく泥状にしたものを、シリンジに詰めて与えます。
◇与え方
<エサの場合>
口角、または切歯と臼歯のすきまからシリンジの先端を差し込み、少しずつ注入します。
または、シリンジの先端をウサギの横下アゴ方向から入れ、次に対面方向にグリっと回し、前歯でかませるようにすると、もっと簡単かもしれません。
<薬の場合>
シリンジかスポイトで口角からゆっくり与えます。
薬だけでと嫌がって飲まない場合は、少量の果汁と混ぜて(錠剤の薬は粉末にしたもの)、ウサギの飲みやすい味にしましょう。
■排泄
病気や怪我をしている場合は寝たまま、糞尿をしてしまうことがあります。
床材をこまめに取り替えて清潔を保つことと、お尻もチェックして糞尿でただれていないか確認してください。
ウサギは肛門周辺が乾いてないと、「ハッチバーン」と呼ばれる湿性の皮膚炎になりやすいのです。
お尻周辺が汚れたときは、動物用のウエットタオルか湿らせたタオルでよくふき取ってきれいにしてあげてください。
汚れが酷い場合は、お尻だけをぬるま湯で洗います。
その後、しっかりと乾かしてください。
■体温
体温は動物用か小児用の体温計の先端を肛門に2~3cm挿入して測ります。
ウサギの体温は40°でも平熱のこともあります。
38°を下るような低い方の体温には要注意です。
※ウサギは犬や猫にくらべて専門の獣医が少なく、具合が悪くなっても満足のいく治療を受けさせるコトが困難です。
病気になってから、病院を探していては手遅れになってしまうこともあります。
前もって、ウサギの治療に信頼のおける動物病院を探しておくことが大切です。
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2009年6月24日|
カテゴリー:016 うさぎの看護
ウサギの看護
【ウサギの看護】
★ウサギが病気をしてしまったり、怪我をしたときの看護の知識を身につけましょう。
■ケージ・小屋
屋外で飼育されていた場合は、屋内のケージに移します。
複数の場合は1匹にし、伝染病や感染症の場合は完全に他のウサギと隔離します。
骨折の場合以外はケージは狭すぎないある程度の大きさのものを使います。
狭すぎるのは良くありません。
部屋は静かで落ち着けるところを選んであげましょう。
湿気が多い場所、1日中真っ暗な部屋は避けてください。
■保温・湿度
ウサギにとって、室温は18~24°、湿度40~60%が最適ですが、病気のときは室温は23°ぐらい、湿度は45%ぐらいのやや乾燥気味に設定します。
部屋をエアコンでその条件に暖めるのが良いでしょう。
子ウサギ、衰弱の激しいウサギ、高齢のウサギはパネルヒーターをスノコの下などに敷いて、個別に暖めます。
哺育中や離乳後間もない子ウサギでは、ヒヨコ電球をケージの天井に吊って、暖めるのも良いでしょう。
自分で身動きできないほど弱っているウサギは、ヤケドをしないように、ときどき居場所を変えてあげてください。
■エサ
ウサギの看護では、まず食欲の回復をはかることが重要です。
ウサギが食べやすいようにエサを工夫する必要があります。
どうしても食べない場合は、ペレットぬるま湯がお湯でふやかしたものをシリンジに入れて口の中に入れてやります。
水を飲んでいるかどうかも必ずチェックします。
薬を飲み水の中に混ぜている場合は、薬の味に警戒して飲まなくなってしまうこともありますので、注意してください。
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